私はかつて、この日本は美しい国であったと思っています。
ところが前総理大臣が、「美しい国日本」の創造を政権の目標に掲げたことを、
どう理解したらいいのでしょうか?
道路だって町並みだって、諸外国と比べ特に「美しくない」ということはないと思います。私は、これを「美しい日本人の創造」と理解しています。
つまり、「今の日本人は美しくない」との認識だと思います。
古来、日本の文化は「恥を知る文化」でありました。
例え法に反することでなくても、他人が見ていようといまいと「自らに恥じることをするな」という共通認識がありました。これに反することを「みっともない」と言って戒しめていました。親は子に事有るごとに「みっともないことをするな」と教え、何がみっともないことなのかも、ちゃんと教えてきました。
それが外国人が驚くような、日本人の高いモラルを支えてきました。
ザビエルもペリーも日本人のモラルの高さを高く評価しています。
ところが太平洋戦争の敗戦により、アメリカンスタンダードの波が押し寄せます。アメリカ文化は一言でいえば「恥知らずの文化」です。法に触れなければOK!触れてもバレなきゃOK!バレても認めなければOK!という文化ですから、交通事故一つ起きてもお互い非を認めないので、裁判をしないと収まらない。「謝ったら負け」というのが彼らのスタンダードなのですから、その為に要する弁護士の数は想像を絶するものです。 |
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今、日本は、この「恥知らずの文化」に感染しています。
だから給食費を払わず、請求されれば「頼んだ覚えはない」と開き直る。学校の窓ガラスを投石で割った生徒の親が弁償を求められると「校庭に石があるのが悪い」と逆に食ってかかる。この様な「みっともない」輩がまかり通る「みっともない日本」になってしまいました。「アメリカではこれが普通なんだ」と言われると「じゃ、仕方がないか」という風潮がありますが、
もう止めましょう。
もう一度「恥を知る文化」を取り戻したい。
今、この子達に「みっともないこと」をするなと、
「みっともないこと」とは何なのか?と、教えていきたい。
今の「みっともない」日本人世代から、この子達の世代に移行した時、美しい国日本が実現される。
その日のために、今この子達に「みっともないことをするな」と、事あるごとに言い続けていきたいと思います。